本日、工場長へのメールを書いていた。
あとで中国語の先生に確認してもらうが
中国語で書くのはやはり難しい・・・
一般の流れで製品を作ることを今まで考えていた。
(といっても、知識の乏しい私にとって、それが通常の流れかどうかも確信は持てないが・・・)
ただ、言えることは通常の既存の会社のように考えて依頼し作っていたら
最初の商品数を増やす状態からスタートするスイケンでは資金面でも厳しい。
そこで、考え方を今回のみ変えようと思った。
通常、作ってほしいもの(案など)を考え
それにあった生地を探し、そのあとを縫製業者などに持っていき発注する。
(通常は商社が生地探しから縫製工場への委託まで一貫して全部やってしまうようだが)
そして製品ができたら終わりという流れ。
これは一定の予算があるのであれば問題ないと思う。
作りたいものを作るというのが当たり前だからだ。
しかし、今回二度訪れた縫製工場でわかったことがある。
それは彼らもサンプル用の生地を豊富にもっているということ。
彼らは別に「生地を売るため」にもっているのではなく
サンプル作りのために持っているだけという
いうなれば「必要な時にだけ使う利益の出ない生地」なのだ。
一度目の視察で
彼らの生地で賄えるものはその生地を使うことの了承を得た。
工場長からの話しぶりからもできるだけ早く使いたい(処理したい)ようだった。
生地問屋に行き、生地を探して値段を交渉しても
生地問屋の利益分の費用をこちらが払うことになるのと同時に
大量買いが出来ないため、安くなることも稀のようだ。
工場長との話し合いで「ここの生地を使うなら生地代は安くするよ」と言ってもらえた。
(値段は伏せるが確かに安かった。)
そりゃそうだろう。
大量に持っておく必要のない不要の生地なのだから。
そこで、生地を主体にしてアイデアを出し製品を作ることにした。
「アイデア(製品)から生地を選ぶ」のではなく
「生地から製品アイデアを出す」のだ。
そうすればほとんどの製品がその工場で賄える。
また、実はこれもサンプル製作用に試しに買ったという
インクジェットプリントの機械が1台眠っているそうだ。
これも有効活用できればと思う。
双方に利のある助け合いをしていけばいいのだから。
ただ、もちろん
こうするためには、工場にある生地をわかっていないとアイデアも出せない。
そのためにも、何度も遠い工場に足を運ぶ必要がある。
やはり、問題は中国語力と時間(&交通費)だ。
毎回、先生に通訳をしてもらうのもできないだろうし・・・
交通費も安くないのだから・・・
今の内に工場長とメールでのやり取りを
一人でもできるようにしておかないと!