アパレルショップの服作り 生地や縫製の詳しい単価 ☆2012年SS☆Part6

カフェでキムさんと話をしていると
会社のつながりというよりも、個人的な付き合いの関係のような親しみが湧いてきた

話していると共通点があり

‐ 韓国語と日本語が話せる
‐ 中国に数年住んでいた経験がある(共に仕事)
‐ 仕事(お金)も大事だが、お互いの信頼関係(情)を優先する
‐ 音楽(バンド)をしている

などなど

ただ、仕事の話をしに来ているのはお互いそうで
お互い、会社の代表をしている以上、これは立派な取引

なぁなぁで終わるわけにもいかない

基本的に、アパレルのことはキムさんのほうが知識は豊富なので
知識の面で勉強になることが多かった

下記は服作りに関してのキムさんに教えてもらった情報を要約したもの
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生地の購入単位

日本は「メートル」や「反(たん)」単位で生地を購入するが、
韓国では「ヤード」もしくは「反」での購入となる。

【1ヤード = 91.4cm】

生地幅の単位

日本だと「センチ」もしくは「メートル」で表記しているが
韓国では「インチ」を使用

【1インチ = 2.54cm】

縫製の加工賃の目安

‐ 工程が多いものほど高くなる(何か所を縫うかなど)
‐ 複雑な構成(パターン)のものは高くなる(上記理由)
‐ 縫う長さが長いほうが高くなる

‐ ロット(発注数)が少ないほど高くなる

上記理由により、タンクトップが一番縫製にかかる単価が安い

タンクトップ < カットソー < カーディガン

(ただし、タンクトップでも細部にこだわればカットソーよりも高くなる)

カットソー1着分の生地

生地の幅にもよるが単純なものであれば
大抵は1~1.5ヤードで可能

サンプル作成にかかる日数

サンプルの仕様書を送付し、サンプル用の生地を買いに行く
サンプル作成代金を支払い後、約1週間
(縫製が複雑なものはもっと掛る)

サンプル依頼するまでにやるべきこと

1、東大門市場に行き、生地を選ぶ

2、気に入った生地の【スワッチ(サンプル)】をもらう
  (スワッチは無料なので、多ければ多いほど良い)

3、その中から使用する生地を選びサンプルを依頼

4、サンプル用の仕様書を送る

5、サンプル作成代金の支払い

本生産の期間

(繁忙期を除き)
必要な生地を調達後、約1週間~10日

その後、日本に発送するため
合計で約14日程度(2週間)

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メールではわからないことも
やはりこうやって面と向かって説明してもらうと
わかりやすくてよかった☆

この日は夜11時ごろまでカフェでコーヒーを飲みながら話していて
その後、宿泊先まで車で送ってもらった。

明日は東大門へ生地探し♪♪