国家間の輸出入に掛かる費用

本日、貿易の会社で働いているカップルと梅田で遊んだ。
バレンタインの日にカップルと遊ぶのも正直・・・悪い気もしたが・・・
ま、でもそれは向こうが望んだことなので良しとしよう

今回の目的は貿易の仕事といっても様々あると思うので
もし製品を中国の工場から日本のオフィスに送るのであれば
どういった会社に頼むものなのかということを聞くためだ

彼女のほうはどちらかというと日本からの受注を受けて中国の工場に依頼して作ってもらう
日中の中間業者とか商社的な感じ
彼氏のほうが日本と中国の間の輸送をする会社で働いているという

なので、今回は彼氏のほうの話がメイン
ただし、彼氏の知っているのは「日本→中国」の流れ

製品の量(大きさ)により値段は変わるが
大きさの測り方は「横×縦×高さ」で数値をまず出す。
→これを「A」として

輸出入に必要な項目と費用をあげていこうと思う。

1、「海外運賃」
=$10ドル×A

2、「取扱手数料(要するに彼の会社の利益分)」
=これは会社によりけりなので、ここでは秘密

3、「通関料」
=¥5,900(送る商品の価値が20万円以上の場合)
OR
=¥4,200(20万円以下の場合)

4、CFS(輸送時のコンテナの積み込み作業費用)
=¥3,980×A

5、THC(コンテナの利用料→船などへのスペース使用料みたいなもの)
=¥1,215×A

6、TAF(燃油のサーチャージのようなもので月ごとに変動)
=$6×A

7、YAS(為替の変動調整量のようなもので月ごとに変動)
=$7,5×A

これにインボイス(何が入っているかの表のようなもの)が必要となり
それを業者に頼めば5,000円くらい

また、抜き打ちで勝手に検査が入る時があり
その場合(それこそ税関の気分で変わる費用)
・税関検査料
=¥3,000×開けた箱(普通はひと箱だそう)

・出庫量(検査のために荷物を運ぶ費用)
=¥1,500×開けた箱(普通はひと箱だそう)

とういのが掛かるそう

正直話を聞いていると
いろいろなお金がかなり掛かるな・・・と思った
+「めんどくせ・・・」

商品を中国の工場で作って日本のオフィスや自社倉庫に送る場合

A、工場→中国の港(中国国内の輸送)

B、中国の港→日本の港(輸出や輸入)

C、日本の港→オフィス・倉庫(日本国内の輸送)

今回聞いたのはこのB番部分の費用

頼めば、AもCもやってもらえるようだが
それはそれで別の料金が発生するとのこと

大体、「50cm×50cm×50cm」の箱を10箱程度で
¥30,000(Bの部分)ほど掛かるようだ
これにあとそれぞれ会社の手数料などが加わるという感じ

注:最初にも話したように
これは、日本から中国に送る場合の話です

彼曰く、
「逆(中→日)の場合も大きくは変わらないんじゃない?
ま、荷物の量と送るものさえわかってれば見積もり取ってもらえば
すぐどの業者も大体の値段は、すぐ出るよ。」
とのこと

もちろん、送るものによっても変わってくるが
今日の話はとてもタメになった。

彼は営業でもなくたまたまその会社で仕事をしているだけだが
最初は彼の会社に頼もうかなと思っている。

出来た製品の量から見積もりを出してもらい
想定の予算内におさまるのであれば
今回のような「勉強代」も含めて彼のところでなんら問題はないと思う

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