この日の体調は「絶不調」だった
あきらかに風邪だった
しかし、そんなことは言ってられず
・サンプルを取りにいく
・商品タグを渡し行く
・出来た洗濯タグの説明をしに行く
この3つの目的のために
朝9時に部屋を出発し、前日下調べをしておいたバス停まで30分程度歩いていった
工場にて11時に待ち合わせ
バスで工場に行くのは初めてだが
初めてのことに対してあまり抵抗がでなかったのは風邪のせいだろう
また、前回一度、
通訳なしで一人で訪問しているので
この日も「最低限しないといけないことだけできればいい」という気持ちもあり
あまり一人でも心細くはなかった
バス停の近くまでくると急に工場長から電話があった
電話も初めてのことだったが出ると
「今どこですか?」と聞かれたので
「市内の駅前でバスを待ってます」というと
「そうですか。わかりました。じゃ、11時に」
ということだった
最初掛ってきた瞬間は
「もしかして今日無理になったのかな?」と思ったがそうでもなかった
あとあと、なぜ突然電話をかけてきたのかを聞いたら
工場と市内の中間辺りに工場長がいて車だったので
近くなら工場までのっけていってやろうと思ったらしい
工場までバスと徒歩で約2時間
着いた時は15分ほどすでに11時をすぎていた
到着後、速達で工場に届いていた洗濯タグのABCと
工場で作るときにしようしているABCが違ったので工場長から
「これは数字違うけど、なぜ??」という質問から始まった
洗濯タグの説明をして
サンプルを受け取って
商品タグを渡したときに
「これ・・・名刺の会社で作ったの??高かっただろうに・・・」と言われた
うーーーん
こちらとしてはかなり安く作った気でいたが
高かったのだろうか・・・
ということで、
次は他のタグ専用業者に頼むこととなった
(と言っても紹介してもらったわけではないが・・・)
全部終わると丁度お昼のチャイムが工場に鳴り響いていた
「午後から予定あるの?仕事?ご飯いかない?」と誘われて
「仕事は・・・私が自分で決めますが、ご飯いきましょう」と答えて
一緒にふたりで食べにいくことになった
「工場長が使う車=家の車=主導権は奥さん」で
中は、いかにも女の子の車という感じだった
ちなみに工場長は33だそうだ(前書いたかな・・・)
近くの食堂(社内食堂でない民間の食堂)まで
子供の話や前の仕事の話をした
ご飯はすべて工場長が出してくれてのだが
3品頼んで、すべて多すぎて
一つとして食べきれなかった・・・
もともと食欲もなかったのだが、ふつうに行ってても男2人で食べきれる量ではなく
注文時に2品目を頼むときから
店員に「君たち2人だよね?」と聞かれていた意味がわかった
食事中は
旅行の話
日本の物価の話
がメインだった
といっても
聞きとれていない部分が多かった気もするが・・・
帰りは工場の近くのバス停まで工場長が車で送ってくれた
今回は、これが工場と会う最後となるだろう
次は商品が売れればまた会う事ができる