適当なインボイスとパッキングリスト

今日は一日、日本側の通関(輸入申告)のための書類作りをしていた
(といっても、私は通関業者の指示通りに資料を作成していただけだが)

中国側からは「輸出」・日本側からは「輸入」として
それぞれ申告をして貨物を国際間でやり取りするのだが
中国からの通関時の申告書類(InvoiceとPackingList)があまりにも適当で驚いた

初心者の私が見ても
「こんなので・・・いいのか?」と思うほどだった・・・

私が(通関業者に)提出したデータでは
製品ごとに生地の素材や繊維の混合率など事細かに書いていたのに
ざっくりと「3種類の素材の服が、全部で○箱、合計○着入ってます」的なものだった

服のタイプでも、箱でも分けておらず
全部で10種類くらいある素材(繊維)でわけてあって
それも間違ってる
加えて、それぞれの数量もまちがってる

日本側の海貨業者(通関業者)に中国から来たそれらを送って
事情を説明すると

「うーん・・・確かに・・・ただ、これでもう出ちゃってる(輸出してしまってる)ので
こっち(輸入時の申告時)で、きちんと事細かに提示するしかないですね・・・」

ということで
Invoice/PackingList用の資料を作り直していた
本来であれば、そんなことせずに
中国側の輸出用の申告書を輸入時に使えばいいだが
それができないということなので
結局、私に尻拭いが来た

まず、勝手に工場側で数量を変わっていたり(これは工場長からもメールで謝罪があったが・・・)
工場から通関業者に出した数量も
通関業者で変わって(間違っていたり)と・・・
私も何がどれくらい送られてくるのか確信を持てない状態になっている

要するに下記のA~Cが本来であれば同じでないといけないのに
すべて違っている

A、「スイケンの当初の発注データ」
B、「工場から通関業者への梱包終了後に送られたデータ」
C、「通関業者から輸入申告のために通関時に提出したデータ」

普通は(というか、これが当たり前だが)
私が出した発注をもとに輸入申告用の書類のデータをまとめるのだが
工場で数量が(生地の都合上)変わっているので
各工場からのデータを基に作ることにした

最終的にはプリントをキャンセルして
無地にしたカットソーにプリントしてたりと
「やれやれ・・・」と思うことが多々起きている

通常、起きない問題が普通に起きているので
それを把握したり、修正したりといらない手間がかなり掛かっている

とりあえず
「製品がオフィスに届くこと」が今は最優先の課題

このために、やれることはやる

最初はなんでも難しい
乗り越える壁が高ければ大きく成長できるというが
みなこうやってさまざまな障壁を乗り越えてきているのだろうか・・・

現状による気持ちの凹みと、荷物は引き取れるのかいう不安のマイナス思考が50%
今後のための勉強代と思うプラス思考が50%

この状態を勝手に四捨五入すれば
プラス思考が50%あるので100% (かなり無理やり)

やれやれ