個人事業での帳簿記入時の仕訳で
追加の資金を入れたり、事業用の資金（お金）を私用で使ったりする時の
勘定科目と仕訳がわからなかったので、メモがてら調べたことを残しておきます♪
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①事業をスタートする際、お金がないと始まらないので事業用の資金として40万をいれるとき
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１）事業用に現金（事業用の財布？ｗ）として10万
＆
２）事業用の口座に30万を入れた
この時に使う勘定科目（A/C）が
【現金】【普通預金】と【元入金】（法人の場合は【元入金】の代わりに【資本金】を使う）
≪仕訳≫
１） （現金）100,000 / （元入金）100,000
２） （普通預金）300,000 / （元入金）300,000
※ちなみに【現金預金】は【現金】と【普通預金】に分けることが多いようですが
スイケンでは面倒なので下記のようにまとめて【現金預金】という勘定科目を使ってます。
≪仕訳≫
１）と２）まとめて
（現金預金）500,000 / （元入金）500,000
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②半年ほどして資金が底をつきそうなので、あと30万を追加したとき
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この時に使う勘定科目（A/C）が
【現金】【普通預金】と【事業主借】
≪仕訳≫
（通常は口座にいれるので）
（普通預金）300,000 / （事業主借）300,000
あと、スイケンだと下記のようにしています。
≪仕訳≫
（現金預金）300,000 / （事業主借）300,000
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③個人的（私的）にどうしてもお金を工面しなくてはならなくなり、事業資金を10万ほど私用で引き出して使うとき
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事業さん（←実際は存在しない）が事業の主となり、実在する事業主という「個人」にお金を貸したことになるので
この時に使う勘定科目（A/C）が
【現金】【普通預金】と【事業主貸】もしくは【引出金】
≪仕訳≫
（事業主貸）100,000 / （普通預金）100,000
ちなみに、簿記3級の試験上だと
（引出金）100,000 / （普通預金）100,000
あと、スイケンだと下記のようにしています。
≪仕訳≫
（事業主貸）200,000 / （現金預金）200,000
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④後日、私用で使った10万を戻した（事業さんに借りた10万を返した）
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この場合は③でしたのと逆の仕訳をして相殺する。
≪仕訳≫
（普通預金）100,000 / （事業主貸）100,000
もしくは（簿記3級の試験上）
（普通預金）100,000 / （引出金）100,000
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⑤商品（服）を一着だけ自分で着て個人用に使ったとき（スイケンの場合は商品は服なので服で説明）
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前提条件として
パターンＡ：服の「仕入原価」が600円/着
パターンＢ：服の「販売価格」が1,000円/着
とすると…
この時に使う勘定科目（A/C）が
パターンＡで計算するなら【引出金】と【仕入】（→簿記3級の試験用）
パターンＢで計算するなら【事業主貸】と【売上】（→実際の実務用）
～パターンＡ～
事業主が販売価格の1000円で買ったのではなく、仕入から1着分を差っ引いたことにして計算。
ただ、すでに商品を仕入れたときに、仕入代は払って帳簿上でもすでに記載されているので、差っ引くにしても何かで引かないとダメ。
そのため、事業主が個人的に「600円分の価値のあるもの（物やお金）」を個人的に引き出したとして【引出金】で記載。
≪仕訳≫
（引出金）600 / （仕入）600
～パターンＢ～
事業主が、商品をお客さんと同じ額で商品を買ったものとして、【売上】の勘定科目を利用して記入する。
ただ、実際のお客さんではないので、事業主が個人として1000円を、事業さんに立て替えて払ってもらったことになるので相手方の勘定科目には【事業主貸】を使う。
≪仕訳≫
（事業主貸）1,000 / （売上）1,000
～裏ワザ～
ちなみに事業主が本当に一人の客として商品を買ったことにすれば
（現金）1,000 / （売上）1,000
で簡単ヽ( ´ー`)ﾉﾌｯ
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～補足として各勘定科目のグループは下記の通り～
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☆資産☆【現金】【普通預金】【現金預金】【事業主貸】
★負債★【事業主借】
★資本（純資産）★【元入金（資本金）】