7日の朝は体調がすぐれなかったが
午後から工場にサンプルを見にいくことになっていたので薬を飲んで出かけた
午後4時に工場にて担当者と待ち合わせだったが
目的地のある駅を下車したときに同じ電車だったようで駅を出たところで偶然会った
工場につき、まっすぐにサンプル作成室へ通された
完成したサンプルを見た感想は
「さすがですね」
というのが正直な気持ちだった
これまで
王工場長にサンプルを頼んで作ってもらう
スーツを仕立て屋さんに頼んで作ってもらう
そして花株式会社でサンプルを作ってもらう
それぞれ形がないものが
生地を選び、自分の思った(もしくはそれに近い)ものが完成したときは
毎回、多少なりとも感動を覚える
出来たサンプルを担当者の朴さんが
寸法をメジャーでひとつひとつチェックして
それを用紙に記入しているのを横で見ながら
「こうやってチェックをするんだな」と思った
口頭で伝えたことがサンプル作成時に反映されていない部分があったため
その部分を指摘すると、朴さんがサンプル製作の担当者(らしき偉い人)に指示をし
それを下の人へ伝えるとものの数分でその部分の手直しが完了した
その速さに驚いた
サンプルは2種類のタイプだけだったため20分程度で終わり
次は生地選びに入った
前回選んだ生地で足りなくて作れない品に関してはそれようにまた生地を探さなくてはならない
これは、王工場長のとこでも同じだったが
余った生地の中から再び同じ色を探すのは苦労する
同じような色で、同じような織り方で、同じような厚さとなると
そう簡単に見つかるものではない
最初にさまざまなパターンを考慮して
「この色でこんな感じ」というのは頭にいれているのだが
探して探してやっとそれに当てはまる生地が見つかったあと
「ないから、他ので」となると
最初に選んだときよりも更に時間がかかる
今回は一部色を変更することも考慮に入れ探し始め
最終的には、何種類かは色を変えて選ぶこととなった
数色選ぶのに2時間以上の時間を要した
延々と彼女の買い物に付き合わされる彼氏の気分というか・・・
私は別に自分のことなのでいいのだが
担当者の朴さんと朴さんの部下(らしき人)は大変だったと思う
(この生地探しには毎回「すみません・・・」という気持ちになる)
それでも、やはり花株式会社のほうが生地選びは楽だと感じた
いつかはきちんと自分で好きな生地を買って
縫製だけを依頼できるように大きくならなければと思う