アパレルショップの服作り ネームタグと洗濯タグの価格 ☆2012年SS☆Part9

生地も決まり
サンプル作成をお願いをする枚数なども決まったので
早速キムさんに連絡!

ここでなんだか心配になったのでタグに関して聞いてみた。

本生産時の費用には「タグの分も含めての価格」ということだったので

テラン:「洗濯タグなどのデータはいつ渡せばいいですか?」
と質問をしたところ

キムさん:「え?タグもこっちで作るんですか??」

え?????????
タグ作ってくれるって・・・

キムさん:「洗濯タグは大丈夫ですが、ネームタグは前に作った時のが残ってるんじゃないんですか?」

テラン:「え・・・前のはもう使ったのでないですよ・・・」

キムさん:「洗濯タグは、生地を決めてからなので、値段に含まれているんですが、ネーム(ブランド)タグはコピー商品が出回ることを防止するために、通常はメーカーから送られてくるものを使うんです。もし、御社でネームタグを持ってないなら、こっちで普段使ってる業者に発注してもいいですが・・・。ただ、いつも1000枚単位での発注を出してるので、御社だと、数百枚単位ですよね?それだと、たぶん高くなると思うんですが・・・」

テラン:「ネームタグは、いくらくらいなんですか?」

キムさん:「タグの種類によりますが、1000枚で一着分あたり38円くらいだったと思います。100枚単位だと60円くらいになるんじゃないですかね・・・聞いてみないと私もわからないですが・・・」

これは、キムさんとは関係ない会社なので
今後もキムさんのところに頼むことを考慮にいれると
多めに発注しておいて損はないと思ったので

テラン:「それじゃ、1000枚で大丈夫です。キムさん、お願いします。」

ということで一枚38円ということで1000枚発注

で、キムさんの交渉のおかげ(?)で
38円から35円に♪

やはり中国と比べてしまうのは否めないが
比べる相手を間違っているのかなと

タグに関してもそうだが、時間をかけて探せば安いところはいくらでも見つかると思う。

ただ、はっきり言えば、
値段どうこうよりも、キムさんの人柄に惹かれているのは確か。

キムさんは、日本の大手とも提携していて経験も豊富で
メリット・デメリットも話してくれてるので
今後のパートナーとして頑張ってやっていければと思っているし
知識豊富な先輩という感じがする。

カフェで会ったときに意気投合したのも何かあるんだと思うし
自分の直感を信じたいと思う。

韓国から帰るときの飛行機の中で☆

アパレルショップの服作り サンプル料金確認 ☆2012年SS☆Part8

サンプルの生地が決まったので早速キムさんに連絡し
サンプルに必要な費用の確認をしてみた

1パターンで一着サンプルを作るのに
裁断(生地カット)用パターン(型)を作成するのに費用が発生し
生地代も含め、
10,000円

色違い(同じ生地幅)などで同じものをもう一着作る場合
すでにパターンは出来ているので
2着目以降は1着追加するごとに6,000円
(生地の幅が違うものは不可)

▼S・M・Lとサイズ展開をする場合
【グレーディング】というものが必要となり
追加で1,500円

たとえば、
ラウンドネックカットソーのサンプル(Мサイズ)を作るとして

白と黒をサンプルで一度作る場合

白(1着目)→10,000円
黒(2着目)→6,000円
----------
合計16,000円(2着)
(一着当たり8,000円)

これにさらにサイズ展開を加えると
白でSとMとL
黒でSとMとL

白Mに2つのグレーディング(SとL)追加なので
(1500円×2サイズ)+10,000円+12,000円(←サンプル2着追加分)
黒Mに2つのグレーディング(SとL)追加なので
(1500円×2サイズ)+6,000円+12,000円(←サンプル2着追加分)
----------
合計46,000円(6着)
(一着当たり7,666円)

と、いう感じ

半そでのラウンドネックと7分袖のラウンドネックなど
パターンが違うものになるとパターンが2つ必要なので
単純に1つのタイプを作る倍の費用が必要。

追加として、生地の幅が同じでも
【無地】【柄あり(ボーダーやストライプなど)】は別パターンとして考えるらしい。

白10,000円
ボーダー10,000円
----------
合計20,000円(2着)
(一着当たり10,000円)

これは、無地はどう裁断してもいいので、
出来る限り生地に無駄が出ないように作る裁断をするのに対して
柄合わせや、ボーダーなどは前と後のボーダーラインを合わせたりする必要があるので
裁断時点からすでに別パターンになるとのこと。

そう考えると、サンプル一着として考えると割高と思ってしまう。
(実際に、そんなにかかるの?って気になったくらいだし)

ただ、
発注数が増えれば一着当たり分としては薄まるし
一回それぞれのサイズを作ってしまえば
あとは、色を変えていくらでも次回から同パターンで作れば
サンプル作成する必要がないので妥当かなと

たとえば同じパターンで200枚発注すれば
結局サンプル分の費用は発注分で薄まり、一着当たり50円程度になり
もし、結果的に、追加分・色違いも含めて1000着程度発注することになれば
一着当たりの費用は10円くらいになる。

サンプルばっかり作らせる「みなし業者」対策にはなってるなと
考えるといろいろ理由は思いつく。

どちらにしても、きちんと考えて発注するまで行かないと
サンプルだけだと採算はとれないということだろう。

韓国で撮った路上写真
(おしゃれなワンピースだったのでこっそりと観光客を♪)

アパレルショップの服作り 東大門で生地探し ☆2012年SS☆Part7

東大門にある、東大門総合市場に到着♪

今日はここでスワッチ(生地サンプル)
出来るだけたくさん手に入れて持って帰るのが任務!!

スワッチ

ちなみにここの生地屋(問屋)が密集しているところは空気が悪い・・・
生地の繊維(?)が花粉のように浮遊していて
ここにしばらくいるとくしゃみが止まらなくなる・・・らしい

カットソーに使用するような生地を売ってるセクションを聞いていたので
そこに向かったが、あまりにも多すぎて・・・混乱

ちなみにキムさんもほぼ毎日行っているが迷うこともあるくらいらしい
通路も人が2人通れるかどうかという幅なので
生地を配達してくる業者の人が生地を持って通る時は大変

「イ・スワッチ・ジュセヨ(このスワッチをください)」

と言えば大抵の店がすぐにくれる

中には、「送り先を言ってください」と言われるところもあり
しぶられるところもあるが・・・

ここにきている人は大抵スワッチをもらいに来ていることが多いので
多くが大きめのトートバッグやカバンを持ってきている
(だから余計に通りにくいのだが)

何も考えず小さめのショルダーで行ったことを軽く後悔・・・

この日集めたスワッチは全部で20個類程度
大体いいなと思うものは
1ヤードあたり4000~5500ウォン程度

なので今の為替相場でいえば
一着当たり350円~450円くらい

ちなみに、他のフロアーにはボタンやアクセサリー用品などを売ってるところなど
たぶん全部を見ると1週間くらいかかるんじゃないかと思うほど大きくて驚いた

ただ、今回で気付いたことがある
ここに買い付けに来ている若い女性は
街中でも見る子よりも可愛い子が多い☆

やはりファッション関連の仕事をしているだけ
美的センスを高いということだろうか

さ、帰国後
さっそく生地選びをしなければ♪


この日の昼食で食べたマンドゥ(蒸し餃子)とチーズトッポギ♪

アパレルショップの服作り 生地や縫製の詳しい単価 ☆2012年SS☆Part6

カフェでキムさんと話をしていると
会社のつながりというよりも、個人的な付き合いの関係のような親しみが湧いてきた

話していると共通点があり

‐ 韓国語と日本語が話せる
‐ 中国に数年住んでいた経験がある(共に仕事)
‐ 仕事(お金)も大事だが、お互いの信頼関係(情)を優先する
‐ 音楽(バンド)をしている

などなど

ただ、仕事の話をしに来ているのはお互いそうで
お互い、会社の代表をしている以上、これは立派な取引

なぁなぁで終わるわけにもいかない

基本的に、アパレルのことはキムさんのほうが知識は豊富なので
知識の面で勉強になることが多かった

下記は服作りに関してのキムさんに教えてもらった情報を要約したもの
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

生地の購入単位

日本は「メートル」や「反(たん)」単位で生地を購入するが、
韓国では「ヤード」もしくは「反」での購入となる。

【1ヤード = 91.4cm】

生地幅の単位

日本だと「センチ」もしくは「メートル」で表記しているが
韓国では「インチ」を使用

【1インチ = 2.54cm】

縫製の加工賃の目安

‐ 工程が多いものほど高くなる(何か所を縫うかなど)
‐ 複雑な構成(パターン)のものは高くなる(上記理由)
‐ 縫う長さが長いほうが高くなる

‐ ロット(発注数)が少ないほど高くなる

上記理由により、タンクトップが一番縫製にかかる単価が安い

タンクトップ < カットソー < カーディガン

(ただし、タンクトップでも細部にこだわればカットソーよりも高くなる)

カットソー1着分の生地

生地の幅にもよるが単純なものであれば
大抵は1~1.5ヤードで可能

サンプル作成にかかる日数

サンプルの仕様書を送付し、サンプル用の生地を買いに行く
サンプル作成代金を支払い後、約1週間
(縫製が複雑なものはもっと掛る)

サンプル依頼するまでにやるべきこと

1、東大門市場に行き、生地を選ぶ

2、気に入った生地の【スワッチ(サンプル)】をもらう
  (スワッチは無料なので、多ければ多いほど良い)

3、その中から使用する生地を選びサンプルを依頼

4、サンプル用の仕様書を送る

5、サンプル作成代金の支払い

本生産の期間

(繁忙期を除き)
必要な生地を調達後、約1週間~10日

その後、日本に発送するため
合計で約14日程度(2週間)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

メールではわからないことも
やはりこうやって面と向かって説明してもらうと
わかりやすくてよかった☆

この日は夜11時ごろまでカフェでコーヒーを飲みながら話していて
その後、宿泊先まで車で送ってもらった。

明日は東大門へ生地探し♪♪

アパレルショップの服作り 縫製工場の人と ☆2012年SS☆Part5

本日韓国入り

昼の2時にオフィスを出て関西国際空港に
そして韓国についたのが夕方の7時前

仁川国際空港からだと大体バスで1時間半程度で市内につくが
今回は金浦だったの、空港で携帯をレンタルして
直接担当の人に連絡をし
少し一息ついてそれから地下鉄で向かった

ちなみに飛行機の中でおにぎりが出たので夕食はそれでいいかと思っていたのだが
韓国につくと急にお腹がすいてきて、担当の人とご飯を食べるのも悪くないなと
勝手に考えていた
(時間も時間だったので)

夜9時に待ち合わせをして待ち合わせ場所としてソウル市内北側のある駅へ

考えたら最初のコンタクトが数日前で
直接、韓国までの担当者に会いに行くというのも
ある意味で強行手段なのかも(笑)

担当者のキムさん(仮名)と駅で待ち合わせをしていたのだが
彼は車で来ていた

そこから、挨拶もほどほどに少し車を走らせカフェへ

韓国は基本的に遅くまで何でも開いているから
そういうところも個人的には好きなところだ

ご飯を食べるところもほぼ24時間で開いてるところも多い

カフェでまずはお互いの自己紹介

この辺になると、「会社と会社」というよりも「個人と個人」という感じになる☆

ちなみにキムさんは日本の大手で働いていたことがあり
奥さんも日本の方だそうで
日本語は堪能
なので、メールからすべて日本語(笑)

あそこまで日本語がうまい人も珍しい…かも

アパレルショップの服作り 縫製工場は韓国に決定 ☆2012年SS☆Part3

結局、いくつかのメールのやり取りの末

韓国にした

理由は、やはり人がよかったこと

ロット数の調整や交渉の末・・・

前回の2000円/着の問題も解決

航空券代を抜いた1500円を
1200円/着 程度で出来るようにしてもらった。
(これには生地代と日本のオフィスまでの配送代を含む)

ただ、生地は自分で探しに行く必要があるので
さっそく韓国(ソウル)に行くことに☆

現在の為替が
≪100円:1350ウォン≫なので
生地代を一着当たり400円(5400ウォン)以下に抑えれば1200円でOK!
(要するに生地代を除いた縫製代や関税など諸々は800円ってこと☆)

もちろん、もっと生地代を安くすれば1着分の原価1200円よりも安くなるが
肌に触れるカットソーなので
「あまり安すぎる生地は選ばないほうがいい」とのアドバイスを受け
1着当たり4000ウォン~6000ウォン程度から探すことに☆

まずは航空券を予約しないと!

航空券は日本に長年住んでいる韓国の友達に
どう買えば一番安いかを聞こう☆

久々の韓国♪

アパレルショップの服作り 縫製工場(会社)探し 相場 ☆2012年SS☆Part2

作るのはカットソーなので

まずは・・・

縫製工場探し!

日本と韓国でどれくらいの縫製料金がかかるかをチェックするために
メールを送ったところ
工場を持ついくつかの会社から返事が☆
(半分くらいの会社は小ロットだからか冷やかしと思ったのか返答なしでした)

まとめると

ロットが50着程度の小ロットの場合の
1枚当たりの加工賃(縫製代金)

日本⇒1000円くらい
韓国⇒600円くらい

ちなみに中国は400円(←前回50着は不可だったので200着単位での依頼時)

小ロットでの価格は当たり前に高い
ただ、ロットが少ないと、値段交渉以前に断られるところは多いので
「出来る・出来ない」の判断と、相場を知るために調べてみただけ

ということは…

≪日本だと≫

生地代が一枚当たりのニット生地が小売だと安くて800円程度なので
1800円

これにタグや検品や配送などを加えると
一着当たり2000円くらい

・・・高い

(あくまで、ロットも少なく、生地も小売価格での計算なので当たり前だが個人で作ろうとするとってことなので仕方ないか…)

次に

≪韓国だと≫
縫製が600円として
生地が今の円高のおかげで一着分だと500円くらい(かな?)

なので、
1100円

これにタグと、もちろん日本に持ってくるための輸入時の関税などを加えると
1500円くらいかな
ただ、韓国のやり取りだと韓国に何度か行く必要もありそうなので
一回の格安航空券が25000円だとして
これを50着の服で経費として割ると
1着に500円プラス

一気に
1着当たり2000円

同じだし・・・

実際は動いてみないとわからないが
いくつかのメールから考察するにこんな感じ

やっぱり中国が・・・って気になってしまう・・・

アパレルショップの服作り スタート ☆2012年SS☆Part1

スイケンの服がなくてなってきたので

2回目の発注をしようと思ったのでここで実況報告をしていこうかなと☆

まずは、必要な会社を前回の工程から整理

前回は
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☆生地業者☆

⇒工場内のあまり生地を使用したため不要

☆タグ☆
メーカータグ⇒金英子装飾
洗濯タグと商標タグ⇒別会社

☆加工業者☆

縫製⇒「花株式会社」と「王工場長のところ」
プリントTシャツのプリント⇒王工場長の知り合い

☆運送(物流関係)☆

中国国内(工場~港)⇒Julie社長のところ
船(中国~日本)⇒Julie社長のところ
日本国内(港~国内オフィス)⇒国内通関兼配送業者

——————————————

と、まぁいくつかの会社の頼んだが
商社がやるようなことを一気にしたので仕方がなかった。

前回は中国だったのだが

☆中国でのメリット☆
・安い

☆中国でのデメリット☆
・コミュニケーションが難しい。
・会社によってだが雑な部分もある。
・大量生産には強いかもだが少量だと後回しにされる。(遅い)
・やり取りに時間と交通費などの費用がかかる。(韓国の3倍程度)

今回はなくなりそうな商品の補充ではなくて
なくなった商品の補充と今更ながら半そでを作ろうとしているので
時間が勝負になると考え
日本か韓国に頼もうということなった。

目標は今月中!!

アパレル店長日報 -2012年4月8日-

お疲れ様です。

本日の日報です。

————————————————————————————

■販売関連■

▼前日(4/)の楽天ページへのアクセス人数(前日比)
7人(-3)
▼前日(4/)の購入者(前日比)
0人(-)

■サイト関連■

特になし。

■製造関連■

今日は裁断のみです。

■会計関連■

特になし。

■Falos関連■

▼本日までの更新ポスト数(本日更新)本日の各サイトのUU(前日比)
www:20(0)3
FT:29(0)12
BS:52(1)12
LA:20(0)8
FS:16(1)6
5I:14(1)1
SS:17(1)1
———————-
計:168(4)43(-20)

徐々にではありますが
アクセス人数は増えてきているように思います。

■その他■

・アフィリブログがGoogle検索でもやっと登場し始めました。
(イメージ検索では6日から検索結果に表示されていましたが)

・天気も良かったので作業場の整理を行いました。

————————————————————————————

今日はイースターだったんですが
特にだからと言って変わったことはありませんでした・・・

以上です。

本日もお疲れさまでした。

アパレルショップ店長の日報 -2012年4月21日-

お疲れ様です。

本日の日報です。

————————————————————————————

■販売関連■

▼前日(4/20)の楽天ページへのアクセス人数(その内、購入者数)
11人(0)

■サイト関連■

特になし。

■製造関連■

特になし。

■会計関連■

特になし。

■Falos関連■

▼本日までの更新ポスト数(本日の各サイトのUU)
www:23(09)
FT:41(11)
BS:72(28)
LA:27(05)
FS:24(05)
5I:19(02)
SS:28(02)
———————-
計:234(62)(前日比-50)

■その他■

アフィリブログ更新0件

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正直、これからどうしていけばいいのか
悩んでいます・・・

以上です。

本日もお疲れさまでした。