縫製工場にてサンプルチェック

先週、依頼しておいたサンプルを本日確認しに工場まで出向いた

結果からいえば
全部で9パターンのサンプル依頼中
一発合格は4パターン(うち一つはすぐに手直しをしてOKとなったもの)

残りは、結局日本で一度それに近いものを買ってきて
それを見本に作るということになった

ちなみにサンプルを依頼したときに
写真だけだったものはほぼアウト
実際に日本にて類似品を購入して直接工場にもっていったものはほぼOKだった

やはり、写真と説明だけでは難しいことがわかった

サンプルを全パターン依頼して本当によかったと思う

今回、OKが出せなかったものに関しては
来週、日本への帰国時にそれに近いものを買って
今月20日に再度サンプル依頼をすることになる

そうなると、工場長曰く
全製品が完成する(配送可能になる)のは4月10日前後だということだ

そうなると・・・日本のオフィスに到着するのが4月後半になる
4月20日にオープンしようと思っていたが
すこし難しくなった・・・

5月の最初にオープンとなれば
完全帰国の日付を多少ずらしてもいいのではという気にもなってきた・・・

縫製代金の領収書

縫製工場にて初めての問題に直面した

支払いの領収書に関して
「出せない」ということがわかった

それは、工場が嫌がらせでそう言っているのではなく
理由はこうだ
1、 正式な領収書は、会社名でのみ発行可能(個人名は不可)
2、 会社名のほかに、会社の登録番号というのが中国にはあるらしい
それを照合して、中国ではシステム上で領収書が発行される
しかし、スイケンはその番号がない
3、 日本語が入力できない。システム上で領収書が発行されるらしいが日本語には対応していない。「スイケン」はカタカナなので、漢字でも発行できない。

また、手書きの領収書でもよいと話したが
手書きの領収書をどこか他の場所(役所?)に取りにいき、収入印紙やなんやかんやで銀行に行ったりいろいろ手続きが複雑なため、そこまでできないということだった

こちらとしては、必ず領収書が必要になる

取引金額が100万円近くなので
「領収書きれないんですね。はい、わかりました。」とはできない

「日本円でなくてもよい」というのは以前に税務署に行ったときに確認しているのでいいのだが
領収書がないと、税金の申請時に損をすることになる

そこで、話し合いの結果
日本との取引がある生地問屋にて生地を大量に生地を購入したということにして
「縫製代」ではなく「生地代」として別の会社(?)に領収書を発行してもらえることになった

「無理だ」で終わる人に多くあってきた中国にはめずらしく
「無理だ。でもこれならいけそうですがどうですか?」と考えることができる工場長

彼も今までは縫製工場の工場長として
日本から依頼のきたアパレル商社の下請けとしてやっていたのが
突然、私のような若造がこうやってやってきて
初めて個人事業者と取引をし
初めて日本人と直接やり取りしている工場長も器が広いというか
30代のもつ若さゆえの柔軟さを兼ね備えているのだろうなと思い
これからいい関係でいられればと思った

中国東北部のショッピング街にて女性服を

今日、縫製工場にて私が
作成されたサンプルを実際に一着ずつ着ながら
丈やらを色や着心地などをチェックしていた時
うしろで見ていた工場長が
「やはり女の服のようだ…」と話していた

実際に、スイケンで販売するのはレディースカジュアルを手本にして作っているものが多い
工場長が見て、「どうみても女性用だ・・・」と思うのは
やはり中国にいれば当たり前なのだろう

今日の夕方も、一緒に通訳できてくれた女性と帰りに市内のショッピングモールによったが
日本では男性もきているものが、ここでは女性服にしかなかったりすることが多々あった

「これ、いいな」と思うものも大抵女性服売り場にあった気がする
もちろん無地のカットソーやフォトTなどは男性服にもあるのだが・・・

すべてが
「無難なもの」
の印象を受ける

歩きながら、今回製造を依頼する予定の服に関しても
この国では100%女性服の形に入るのだろうと感じた

織ネームタグのデータ入稿

3月に入って一度も更新していなかった・・・
実は、ここ数日いそがしかったというのがある。

今、織ネームの業者とのやり取りが始まって
3社から見積もりをだしてもらい一番安いところに決めた。
一番安いのに納期が一番早い

1000枚で大体2万円ちょいくらい
(価格に関して、これ以上は秘密。)

最初、タグの大きさに合わせてAdobeIllustratorでデータを入稿した。

すると・・・

・文字をアウトライン化
・DICもしくはPANTONEで色を指定する

上記の2つをしてくださいと返信があった。

えっと・・・
「アウトライン化??」
「DIC?PANTONE?なにそれ・・・」
って感じだった
知らないことが多すぎる・・・
Googleで調べて

Illustratorで文字部分をアウトライン化
(参照:http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20050707/170043.html)

そのあと、色をDICで指定
(参照:http://d.hatena.ne.jp/media-print/20071019)

背景の茶系:DIC341s
文字の白系:DIC5831s

この二つ修正と指定をさっき終えて先ほど再送した。

ちなみにDICでしたのは
業者によってはPANTONEでは無理なところもあり
DICだと通常はどこでも通用するとのことだった。

また少し勉強になった。

物流(輸送)業者さがし

昨日の、記事にも記載したように
今日は工場から日本のオフィスまで製品を送るための物流会社をネットで探していた。

探していてわかったのが
Web上の情報が古いせいか、
地域情報ポータルやリンク集から探したせいか
ホームページ自体がなく連絡先は電話番号だけだったり
そもそもHPはあったが連絡先までたどり着けなかったり
法人しか取り扱っていなかったり
(注:スイケンは個人事業です。)
連絡先のメアドが見つかったのに
メールを送ったら「そのメアドは使われていません」的な自動メールが返ってきたりと

自分が自ら話を聞きにオフィスまでいける距離などで絞り込み
日系・中国系合計で10社以上探した中で
最後(メール送信完了もしくは問い合わせフォームで送信完了)までいけたのが・・・
わずか4社・・・

ありえない・・・
ホームページがないのが一番ありえなかったが
大きな企業だと日本の本社のホームページから本社宛に送ったりと
なんだか面倒な感じだった

ちなみに以前のブログ記事で書いた
友人の働く大手物流会社の大連支店にもメールを出しておいた。
じつは、ここも中国のその支社のホームページがなかった一つ・・・

仕方なく本社のものと思われるほうに送ってみたが
どうなのだろう・・・

さ、4社中
どこから返事が返ってくるだろうか

縫製工場訪問 第3回目

今日は先日送れなかったメールに記載していた質問と
サンプルの依頼をしに縫製工場へ行ってきた

こちらの聞き間違いか
工場にある生地の値段が思っていたより高かったが
それを除いて、すべてが順調に進んでいるように思える
(資金面ですこし心配だが、だからと言って中止することはできないので何とかするのみ!)

当初は、いくつかの型のサンプルだけ作ってもらうつもりだったが
工場長からの提案で全タイプのサンプルを一度作成してもらうことにした
(全部で9種類)

生地が思っていたより少ないのと
すこし工場にある生地だけでは種類が多くなく
融通は利かないようだが
そこのとこさえ乗り越えれば
なんとかなるような気もする

来週、土曜にもう一度工場に出向いて
サンプルを見ながら修正部分を修正すれば
あとは、生産開始!

次は、物流(運送会社)を決めないと!

明日、いくつかの会社に問い合わせをしてみようと思う

工場長への初メール

昨日、中国語の授業の後で
先生に確認してもらった中国語のメールを送ることになった

いまSakuraのレンタルサーバを借りてメルアドを独自ドメインで使っているのだが
このメールサーバではなぜか中国語で送ると文字化けする
受信はできるのだが送信した中国語のメールが文字化けで読めないことを
あらかじめ確認していた

そこで、スイケン用にあらかじめとっていたHotmailのアドレスから送信することに

「名刺のアドレスでは中国語のメールを送れないため
こちらから、お送りします。」
と付け加え

初めての中国語での送信!

送ったのは以前作成した1件と今回の1件
それぞれ別に2件の送信

で、本日工場長からメールが来ているか
どきどきしながら、メールを確認してみたら・・・

「送信先のアドレスが不明のため送信されませんでした」と返ってきていた

名刺に記載されているアドレスに送ったのに・・・ありえない・・・

使われていないメルアドを名刺に書いていたのだろうか・・・

工場長へのメール作成

今日はさっきまでカフェで
縫製工場長へのメールを書いていた

「書いていた」と言っても
本当に「書いただけ」
中国語なのでわからない単語や文法などの用法なども多々あり
明日また中国語の先生に見てもらった後に送信という形になる。

以前のものは燦々たる結果だった・・・
あまりにも訂正個所があったというか
「まだまだだな」と思わざるを得ないというか

以前の分は
「中国人は長いメールは読む気が失せるからダメ」と駄目だしされた
中国語以前の問題ということだ

なので、今回はかなり簡略化して必要な項目だけ端的に書いた
これを箇条書きというのだ的な感じだ
それでも、少しずつ書けるようにはなってきている気がする
ま・・・気がするだけだが

早くメールだけでも
確認なしでやり取りをできるようにしないと!!

さまざまなハードル

今日は移動の飛行機の中で
縫製工場長へのメールを考えていた

書き出してみると質問がたくさんあることがわかった
これをリスト化して中国語にして・・・

一つのメールにいつもやたらと時間がかかる
ここを早いうちにどうにかしないと

何を作るかはもう決まった
来週2月27日か28日にはサンプルの依頼をしようと思っているので
その時までに聞けることは先にメールで聞いて
次の週末(3月6日・7日)にはサンプルをチェックして
一気に発注までもっていきたいと思っている

あとは、
生地の問題・素材の問題・各種タグの問題・プリントの問題
ここさえクリアすればひとまず完成まではいきそう
(というかこれだけでも多いな・・・と思うが)

順調にいっても製品完成が3月末

そのあとは、
中国の工場から日本のオフィスまでの輸送(物流)や
販売部分のことに集中しないとと思う

予定通り4月下旬のオープンに
間に合うだろうか・・・

間に合わせる!

楽天市場に出店のための審査

本日、楽天市場内に出店するため審査を依頼した

審査書類を作成したり、手元にない資料を集めたりと
久々にいろいろ動いた気がする

必要だったのが以下の6点

・商材の写真(自サイトに掲載されてある場合は必要なし)
・代表者の住民票
・印鑑証明
・事業概要書(pdfファイル)
・事業所もしくは店舗の写真(外観・内観)
・開業届けのコピー
(ちなみに上記は個人事業での話。)

全部そろえて送るつもりが
今回はあくまで「審査」なので実際に送付する必要はなく
審査が通って、「申請」となった状態で送付するとのこと
なので、今回はすべて書類などに間違いがないかなどのチェックがメインだったようだ

きっと申請の前に
実在しない会社や店舗・詐欺目的など
虚偽の申請がないようにするのが目的なのだろう

この後、来週の月曜から審査が開始され
週末もしくは3月の頭には結果が出て申請依頼(?)がくるとのこと

考えれば大した下調べもせず
初めて楽天の説明を受けたのが今週の火曜
(ちなみに、この日に仮申請用紙に記入している・・・)

そして、金曜の今日
こうした形で楽天に出店することを決めている

自分が
どれだけ単純で
営業の人からする「Get系の客(簡単に契約書に判を押す客)」なのかが
わかった気がする・・・